パナソニックサイクルテックは11月29日、電動アシスト自転車「ビビバディ BE-ENDM633」と、「ビビ・ラッテ BE-ENDA634」の2013年モデルを発表した。発売は2013年1月15日。希望小売価格は、ビビバディが109,000円で、ビビ・ラッテが107,000円。

8.9Ahの大容量バッテリーの採用で、長距離走行が可能になった2013年モデル。左が「ビビバディ」で、右が「ビビ・ラッテ」

BE-ENDA634は、2012年モデルの「ビビ・ラッテ BE-ENDA633」の後継モデルで、BE-ENDM633は、「タフママ・EB BE-ENDM632」の後継モデルだ。2012年モデルのタフママ・EBも、おもに通学ニーズを主体としたモデルとして販売されていた。しかし同社によれば、通学向けモデルで"タフママ"というネーミングはピッタリではないということで、今回モデル名を変更したとのことだ。

いずれも、2012年モデルに比べて容量を約78%アップした8.9Ahバッテリーを搭載。5Ahバッテリーを搭載した2012年モデルでは、走行距離は、パワーモードで約19km、オートマチックモードで約23km、ロングモードで約32kmとなっていたが、新モデルでは、パワーモードで約30km、オートマチックモードで約36km、ロングモードで約51kmと、従来よりも大幅な長距離走行が可能となっている。

なお、バッテリー容量の拡大に伴い、充電時間は、従来の約3時間から約4.5時間と伸びている。

車輪サイズは、いずれも26インチ。車両サイズは、ビビバディが全長1,860×全幅580mmで、ビビ・ラッテが全長1,850×全幅590mmだ。質量は、ビビバディが27.6kg、ビビ・ラッテが25.3kgとなっている。変速機は内装3段だ。