カーシェリング事業を手がけるオリックス自動車は、大人数での外出や大きな荷物の運搬にも対応できる車種として、新たにホンダ「フリード」をオリックスカーシェアに導入すると発表した。11月23日より順次配備する。

ホンダ「フリード」

同社は今年8月にキャンペーンを実施した際、「カーシェア体験エピソード」を募集した。そこに寄せられた意見から、カーシェアリングの特徴である短期利用に加えて、「大型商品の買い物」「食料品のまとめ買い」といった用途での需要が大きいことがわかった。こうしたニーズにいち早く応えるため、取り回しの良いコンパクトなサイズでありながら積載能力の高いミニバン「フリード」の導入を決定した。

導入される「フリード」は8人乗りで、大型の荷物の運搬はもちろん、大人数での移動にも適している。首都圏で導入されるステーションは、11月23日より導入されるのが「サンシャイン60」と新規ステーションの「市ヶ谷日本テレビ通り」、11月28日導入予定が「勝どき6丁目」、12月1日導入予定が「大門・浜松町」「池袋2丁目C」など。名古屋では12月5日に「名古屋新幹線口」(エスカ)で、大阪では12月5日に「湊町1丁目」(マルイト難波ビル)で、京都では12月13日に「京都ファミリー」で導入予定だ。

料金はコンパクトカーと同じ「スタンダードクラス」で利用できる。Aプランの場合、15分あたり200円、6時間パック3,500円(いずれも距離料金が別途加算)。