横浜市の原鉄道模型博物館はこのほど、館内で展示しているジオラマ「いちばんテツモパーク」を題材としたフォトコンテストの入選作品24点を同館公式ウェブサイトにて発表した。

クリスマス装飾を施した「いちばんテツモパーク」

同コンテストは10月の「鉄道の日」に合わせ、通常は撮影できない「いちばんテツモパーク」を期間限定で来館者に自由に撮影してもらったもので、8歳から77歳まで幅広い年代から作品が寄せられたという。

優秀作品に選ばれたのは、DB18型SLを題材にした「旅立ち」、DB103型ELを題材にした「鉄道のある景色」、DB SVT04DCを題材にした「駅で」の3作品。その他、情緒あふれる景色や迫力ある光景をジオラマから切り取った21作品が公開されている。

2012年7月に開館した原鉄道模型博物館は、世界的に著名な鉄道模型製作・収集家の原信太郎氏のコレクションから、選りすぐりの鉄道模型約1,000両を展示する施設。「いちばんテツモパーク」は、架線からパンタグラフで電気を取った鉄道模型が、鉄のレールの上を鉄の車輪で走行する同館の目玉展示となる。同館によると、一般公開されている一番ゲージ(縮尺約1/32)の室内ジオラマとしては世界最大級だという。

なお、同館ではクリスマス企画として、12月24日までエントランスや「いちばんテツモパーク」にクリスマスの装飾を施して来館者を迎える。