このほど実施された調査で、東京都心において日常的に駅を利用する人は、駅売店よりも駅ビルや駅ナカで買い物をする傾向が強いことがわかった。ジャストシステムが運営するセルフ型アンケートサービス「Fastask」調べ。

都心へ通勤・通学する人は駅ビル&駅ナカで買い物を済ます傾向が強いようだ(写真はイメージ)

同調査は、東京都内へ鉄道を利用して週5日以上通勤・通学している15~49歳までの男女合わせて1,000名を対象に、10月31日から11月2日にかけて実施された。調べによると、帰路を含めた通勤・通学途中に、乗降駅や乗換駅などの施設で週5日以上買い物をしている人は22.6%。「週に3日以上」まで含めると合計で40.0%に上り、通勤・通学ルート上での消費活動が活発であることがわかった。

乗降駅や乗換駅などの施設でよく買い物をする施設として、最も多く名前が挙がったのは、「駅ビル(改札外)にある店舗」で61.8%。以下、「駅ナカ(改札内)にある店舗」(22.6%)、「駅売店(改札外)」(7.3%)、「駅売店(改札内)」(5.5%)、「駅売店(ホーム)」(2.8%)と続いた。また、1回あたりの平均的な買い物金額については、回答者の36.7%が「2,000円以上」を選択している。

通勤・通学で鉄道を利用する人にとって、駅および駅関連施設での買い物の重要性が高まっている現状をうかがわせる結果となった。