12月15日に公開される人気アニメ『ワンピース』の劇場版最新作『ONE PIECE FILM Z』(ワンピースフィルム ゼット)の入場者特典が5日、明らかとなった。

劇場版最新作『ONE PIECE FILM Z』の入場者特典「海賊の宝袋」

今回の入場者特典は、その名も「海賊の宝袋」。コミックス「ONE PICE」第千巻をはじめ、この映画のすべてを詰め込んだ原作者・尾田栄一郎描き下ろしの特典となっている。第千巻の内容とそのほかの景品の詳細についてはまだ明かされていないが、コミックス第千巻に付いているスクラッチを削って「アタリ」が出ると、さらに超豪華景品がプレゼントされるという。2009年に公開された『ワンピースフィルムストロングワールド』の入場者プレゼント「零巻」と同様、今回も数量限定となるだけに、劇場に長蛇の列が続くことが予想される。ちなみに映画本編でルフィと対峙するシキの過去を完全オリジナルストーリーで尾田栄一郎が描いたこの「零巻」は、限定150万部が即品切れとなり、ファンの強い要望により急遽100万部が追加されている。

映画『ONE PIECE FILM Z』は、2009年に劇場版第10作目を記念して大ヒットを記録した『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』から3年ぶりとなる『ワンピース』の新作映画。本作では、映画シリーズ初の"新世界"が描かれ、全海賊抹殺を企む首謀者、伝説の元海軍大将・ゼットと主人公、モンキー・D・ルフィ率いる率いる麦わらの一味のし烈な戦いが繰り広げられる。原作の尾田栄一郎が総合プロデューサーを務め、脚本は『SMAP×SMAP』など人気バラエティー番組を手がける放送作家の鈴木おさむ、オープニングテーマは中田ヤスタカ(capsule)が担当する。毎回話題となるゲスト声優だが、今回は篠原涼子と香川照之が出演。篠原が元海軍大将・ゼットの最強の部下で「モドモドの実」の能力者・アインを、香川がゼットのもう1人の部下で「モサモサの実」能力者の無口な忍者風海軍のビンズを演じることが決定しており、この2人を加え、新たな『ONE PIECE』サーガが描かれる。

(C)尾田栄一郎/2012「ワンピース」製作委員会