リブート作『ザ・レジェンド・オブ・コナン』で、およそ30年ぶり3度目のコナン役に挑むアーノルド・シュワルツェネッガー (C)BANG Media International

俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーが、映画『コナン・ザ・グレート』のリブート作『ザ・レジェンド・オブ・コナン』にも主演することが決定した。

先日シュワルツェネッガーは、ロバート・E・ハワード の小説『英雄コナン』シリーズを原作とする同リブート作の製作に取りかかる予定を明かしていたが、今回作品のタイトルと共にシュワルツェネッガー自身が主演することがわかった。1982年の『コナン・ザ・グレート』、1984年の『キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2』とシリーズ前2作に出演しているシュワルツェネッガーは、ユニバーサル・ピクチャーズが製作するこのリブート作への出演契約を結び、3度目となるコナン役に臨むという。

詳細は未だベールに包まれているものの、再リブート作『ザ・レジェンド・オブ・コナン』は、1984年の続編『キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2』や2011年に公開されたジェイソン・モモア主演のリブート作『コナン・ザ・バーバリアン』など不評だった作品群ではなく、1982年の第1作目のテイストを踏襲した作品になるらしい。今回プロデューサーを担当するフレドリック・モームバーグは、本作について次のように語っている。

「オリジナル版のエンディングは、アーノルドが熟練の戦士に成長したところで終わったが、今回のリブート作もそういった趣向になるかもしれない。『ザ・レジェンド・オブ・コナン』は北欧ヴァイキングの男が、傭兵、兵士、戦士、王として活躍し、多くの女性とも関係を持つ豪快な生き様を描いた作品だ。コナンはゆくゆくはバルハラ(北欧神話の戦死した最強の英雄を祭る記念堂)に祀られることを悟っていて、人生を戦い抜きたいと思っている男なんだ」

フレドリックと共にクリス・モーガンもプロデューサーを務め、クリスはプロットを手がけるだけでなく脚本も執筆する可能性があるという。そんなシュワルツェネッガーがシルベスター・スタローン、ジャン=クロード・ヴァン・ダムら往年のアクションスターたちと共演した『エクスペンダブルズ2』は、日本でも10月20日に公開されたばかり。今後も『ザ・ラスト・スタンド』『ザ・トゥーム』など新作が目白押しで、現在はデヴィッド・エアー監督の新作アクションスリラー『テン』の撮影中だという。

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