Appleは23日(現地時間)、「Mac mini」のリニューアルを行なった。CPUのアップデートやストレージ容量の増強といった強化が行なわれている。価格は従来モデルと同様で52,800円より。OS X Server搭載モデルがラインナップのひとつとして用意された。

Mac mini

新しいMac miniは、2.5GHzのデュアルコアモデル、2.3GHzのクアッドコアモデル、2.3GHzのOS X Server搭載モデルの3グレードを用意。価格はそれぞれ、52,800円、68,800円、88,800円となる。

背面のコネクタ部分

2.5GHzデュアルコアモデルのCPUは、2.5GHzのデュアルコアIntel Core i5(Turbo Boost時最大3.1GHz)。メモリは1,600MHz DDR3 SDRAM 4GB(2GB×2)、ストレージが500GB HDD、光学ドライブは非搭載。アップグレードオプションとして、メモリ容量の8GB/16GBへの増量が可能だ。

2.3GHzクアッドコアモデルのCPUは、2.3GHzのクアッドコアIntel Core i7(Turbo Boost時最大3.3GHz)。メモリは1,600MHz DDR3 SDRAM 4GB(2GB×2)、ストレージは1TB HDDとなる。こちらのカスタマイズオプションは、2.6GHzクアッドコアIntel Core i7へのアップグレード、メモリの8GB/16GB/32GBへの増量、ストレージの256GB SSD/1TB Fusion Driveへの変更が行なえる。

2.3GHz OS X Server搭載モデルのCPUは、同じく2.3GHzのクアッドコアIntel Core i7(Turbo Boost時最大3.3GHz)。メモリは1,600MHz DDR3 SDRAM 4GB(2GB×2)、ストレージは1TB+1TBのHDDとなる。カスタマイズは2.6GHzクアッドコアIntel Core i7へのアップグレード、メモリの8GB/16GB/32GBへの増量、ストレージの256GB SSD×1または×2の構成が選択できる。

全モデルとも、グラフィックスはCPU内蔵のIntel HD Graphics 4000。インタフェースは共通で、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、ギガビット対応有線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×4、Thunderbolt×1、FireWire 800×1、HDMI出力×1、SDXCカードスロット、オーディオ入力×1、オーディオ出力×1などを装備する。サイズはW19.7×D19.7×H3.6mm。重量はOS X Server搭載モデルのみ1.3kgで、他の2モデルは1.22kg。