Twitterは10日(米国時間)、公式Twitterクライアント「TweetDeck」のバージョン2.0を発表した。Web版はすでに新版での提供が始まっており、Windowsアプリ版やChrome版は自動アップデートでリスタート後に更新される。Mac版もMac App Storeで新版の配信が始まっている。
TweetDeck 2.0では、パーソナライズ用のオプションが豊富になった。これまでTweetDeckはダークな背景にスッキリとしたデザインを特徴としていたが、インターフェイスのクリーンさを維持しながら明るい色を基調とした新しいカラースキームを追加した。ツールバーのテーマ・インジケータをクリックすることでテーマを変更できる。また一般タブの設定ペインから、ツイートの表示に用いるフォントサイズを小 (13pt)/ 中 (14pt)/ 大 (15pt)の3つから選択できるようになった。
一般設定からツイートのフォントサイズを変更 |
メジャーバージョンアップとしては新機能や機能強化が少ないが、TweetDeckは昨年末にクロスプラットフォームという特長を残しながら、機能の追加や強化を実現しやすくするために新フレームワークに移行した。それからナビゲーションやリスト管理の改善、プロフィールデザインの刷新、Webサポートの強化、InteractionsカラムとActivityカラムの追加などを行ってきた。バージョン2.0は1年弱に及ぶ新しいTweetDeckへの移行の節目のリリースと言える。