「THE SUIT COMPANY」は、震災の影響による電力不足でいまなお節電の取り組みが続く中、太陽からの赤外線を効率よく吸収し、熱エネルギーに変換する機能素材を使用した「ソーラーチャージスーツ」を発売した。

「ソーラーチャージスーツ」IZモデル

今夏は、企業と家庭の双方で節電対策が進められた効果から、心配されていた計画停電もなく過ぎた。しかし、節電対策といえば暑い夏を想像しがちだが、当然、冬も節電対策が必要になる。そんな中、節電の切り札として注目を集めているのが、再生可能エネルギーのひとつである「太陽光 発電システム」、いわゆる「ソーラーパワー」。

そこで、「THE SUIT COMPANY」では、「スーツ」でも新しい節電の形を取り入れた商品「ソーラーチャージスーツ」を提案する。

同スーツは、ウールに特殊蓄熱性繊維をブレンドすることにより、太陽からの赤外線を効率よく吸収し、熱エネルギーに変換することを可能にした。通常品に比べ、生地表面温度が約5度上昇する。独自の開発製法による強度のある細い糸を使うことで、ウール本来の温かみのある風合いを生かしたまま、標準的なウール100%織物の重量より約20%の軽量化を実現した。価格は2万9,400円。今年の冬、は節電もおしゃれも同時に楽しめる工夫をしてみてはいかがだろうか?