宮崎県の宮交バスは、「第4回 宮交バスデザインコンテスト」最優秀作品を発表した。

最優秀作品に選ばれた「宮崎の神話とお祭り」

最優秀賞に選ばれたのは宮崎市内の小学校5年生が描いた「宮崎の神話とお祭り」。車体の片面には観光地として有名な青島と「海幸彦と山幸彦」、そして青島神社で行われる新年の行事「裸まいり」の様子を、もう片面には天岩戸(あまのいわと)の神話と、手力男命(たぢからおのみこと)が放り投げた天岩戸に見立てて畳を投げて距離を競う「岩戸投げ大会」の様子を描いている。同作品を描いたバスは、10月27～28日に行われる宮崎神宮の「神武大祭」にて披露され、その後は宮崎県内を1年間運行することになっている。

「宮交バスデザインコンテスト」は、県内の小学生を対象に2009年から毎年実施されているもので、応募作品の中から優秀作品を各学年ごとに1点選び、選出された6作品のうち1点を最優秀作品としている。最優秀作品はラッピングバスとして実際のバス車体に描かれる。