キヤノンは26日、個人向けインクジェットプリンタ複合機「PIXUS(ピクサス)」の新モデルとして、フラッグシップとなる「MG6330」を発表した。本体カラーとしてホワイトとブラック、およびブラックを基調とするブルー/パープル/グリーンのアクセントカラーモデルを用意。10月上旬より発売し、店頭予想価格は30,000円前後。

PIXUS MG6330 WHITE

PIXUS MG6330 BLACK

PIXUS MG6330 PURPLE

PIXUS MG6330 BLUE

PIXUS MG6330 GREEN

2011年モデルのMG6230と比較して、本体の高さを25mmほど低くしたロースタイルを実現。インクカートリッジの交換も、前面カバーを40mmほど持ち上げるだけで可能。スマートフォン/タブレット、クラウドサービスとの連携にも対応している。タッチパネルの3.5型カラー液晶モニタは、スマートフォンのようなフリック操作や、目的の操作に必要なアイコンのみ表示されるインテリジェントタッチシステムがより使いやすく進化した。

前面の給紙カセットは2段構造となり、2種類の用紙を同時にセットしておけるようになった。通常は下段にA4普通紙(最大125枚)、上段にハガキやL判フォト用紙など(ハガキで最大40枚)の小さい用紙を入れておく。自動両面印刷/コピー、CD/DVD/BDレーベルプリントにも標準で対応。

前面の2段給紙カセット

インクカートリッジの装着

主な仕様は、最高印刷解像度が9,600×2,400dpi、インクが染料シアン/マゼンタ/イエロー/ブラック/グレー、および顔料ブラックの全6色独立、最小インクサイズが1pl。ランニングコストはL判写真で約16.2円(大容量インクタンク時)。対応用紙サイズはL判~A4。消費電力はコピー時で約19W。CISイメージセンサーの光学解像度は2,400×4,800dpi。

インタフェースはUSB 2.0×1基、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、メモリカードスロット(コンパクトフラッシュ、SD/SDHCメモリーカード、メモリースティックDuo/PRO Duo、マルチメディアカード/plusなど)。本体サイズは約W466×D369×H148mm、重量は約8.4kg。