10月20日公開の映画『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』の完成披露試写会が24日、東京・新宿バルト9で行われ、主演の石垣佑磨をはじめ、大葉健二、滝裕可里、森田涼花、串田アキラ、金田治監督らが出席した。

左から串田アキラ、森田涼花、永岡卓也、石垣佑磨、大葉健二、滝裕可里、金田治監督 拡大画像を見る

1982年にテレビ朝日系で放送され現在でも大人気を誇っている『宇宙刑事ギャバン』の続編を描いた本作。物語は、初代ギャバンによって倒されたマクー首領ドン・ホラーの復活を阻止するため、2代目ギャバンに選ばれた十文字撃(石垣佑磨)が、戦いの中で傷つきながらも真の勇者へと成長を遂げていく。

主演の石垣は「お話をいただいてから30年前のギャバンを見て、大葉さんの凄さやエネルギー、今でも続いているギャバンの人気の秘密を感じました。撮影現場では大葉さんとお話しながら撮影に挑み、本当に楽しかったです」と満足げ。一方、30年前の『宇宙刑事ギャバン』で主人公の一条寺烈役として出演し、本作でも同じ役柄で出演した大葉は「今回は初代が2代目を育てる話。育てることは大変でしたが、石垣くんはスタッフを和ませてくれるし、彼が映ると(画面が)爽やかになりました。何も言わなくて大丈夫だと思いましたよ」と石垣を絶賛した。また、そんな2人が、"蒸着!"と発して変身するシーンを披露する場面も。1回目は大葉がNGを出して失敗したが、2回目は無事成功して客席を沸かせた。

特撮作品は2009年にテレビ朝日系で放送された『侍戦隊シンケンジャー』以来となる元アイドリング!!!の森田涼花も登壇。「今回演じたシェリーはすごく色気があって、ギャバンとの恋愛があります。私自身、色気はありませんが、私のできるシェリーをやりました」と自信をのぞかせ、河井衣月役の滝裕可里は「30年間ファンに愛されている作品のヒロインとして出演させてもらって幸せに思っています。初めてギャバンに会った時は、鳥肌が立ちました。男性がヒーローものにハマる感覚がわかったような感じでしたね」と話していた。映画『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』は、10月20日より全国公開。