JR北海道はこのほど、学園都市線(札沼線)沿線の小学校6校の児童が描いた絵で夢の電車を表現する「学園都市線『ゆめまちでんしゃ。』」プロジェクトを実施すると発表した。

学園都市線(札沼線)は10月のダイヤ改正で北海道医療大学駅まで完全電化される

このプロジェクトは、沿線の各小学校の児童に自由な発想で「ゆめいっぱい」の電車の絵(ぬり絵)を描いてもらい、それらを連結させて6両編成の「ゆめまちでんしゃ。」を完成させようという取り組み。同社が沿線各駅の最寄りの小学校に協力を呼びかけて実現した。完成した絵はポスターとして札幌駅や学園都市線沿線の駅、および札幌圏で運行される列車内に掲出される予定。同社ウェブサイトでも公開される。

プロジェクトに参加する小学校は、札幌市立の小学校5校(桑園小、琴似中央小、新琴似北小、篠路西小、あいの里東小)と当別町立当別小学校の計6校。9月末まで各校で絵を制作し、10月27日から11月30日まで掲出する。

学園都市線は6月の桑園~北海道医療大学間の電化により、札幌~北海道医療大学間の列車の7割が電車で運転されており、10月のダイヤ改正にて完全電化される。