CORSAIRは10日、ATX12V Ver.2.31および、EPS12V 2.92規格に準拠し、80PLUS PLATINUM認証を取得した容量1,200Wの電源ユニット「CORSAIR AX SERIES CP-9020008-JP」を発表した。9月15日よりリンクスインターナショナルを通して発売する。店頭予想価格は39,800円前後。

「CORSAIR AX SERIES CP-9020008-JP」

1,200Wの大容量に加え、100.4Aという高出力の+12V出力を備えているのが特徴で、複数のグラフィックスカードを搭載したゲーミングPCなど、ハイエンドな構成のPCであっても、安定して電力を供給できる。最大で6個のPCI-E電源、12個のペリフェラル電源、16個のSATA電源が利用可能となっている。

また、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)とリップルノイズ抑制回路を搭載し、ノイズを抑えることに加えて、アクティブPFC、105℃ハイグレードコンデンサ、140mmダブルボールベアリングファン、DC-DCコンバータ、各種保護回路などを採用し、耐久性や安定性を高めている。

同社のシステム統合管理ツール「Corsair Link」に対応し、付属のUSBドングルを使用することで、Windows上の専用ソフトから、電源ユニットの入出力、効率、ファンの回転速度、内部の温度をモニタリングできる。

定格出力は1204.8W。各DC出力は、+5Vが30A、+3.3Vが30A、+12Vが100.4A、-12Vが0.8A、+5Vsbが3.5A。コネクタ数は、メイン24ピン電源コネクタ×1、4+4ピン12V電源コネクタ×2、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×6、ペリフェラル電源コネクタ×12、SATA電源コネクタ×16、FDD電源コネクタ×2(変換ケーブル使用)。本体サイズ/重量はW150×D200×H86mm/約2.4kg。製品の保証期間は7年間。