10月20日(土)に公開される「宇宙刑事シリーズ」30周年記念作であり、初のシリーズ単体映画となる『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』の敵役として出演する声優陣が8日、発表された。

左から、ザン・バルド(声:松本大)、魔女キル(人見早苗)、リザードダブラー(声:関智一)

今回ギャバンに敵対する組織は、初代ギャバンと激闘を繰り広げた「宇宙犯罪組織マクー」の残党。彼らは、ギャバンによって倒された首領ドン・ホラーの復活を掲げ、ギャバンたち「宇宙刑事」の前に立ちふさがることになる。

この「宇宙犯罪組織マクー」のダブルモンスター「リザードダブラー」役を関智一、ドン・ホラーの息子サン・ドルバの怨念で形成された鎧をまとう不死身の剣士「ザン・バルド」役は松本大が務める。また、サン・ドルバの母・魔女キバの同族「魔女キル」役に、女性戦士のスーツアクターとして活躍する人見早苗。そして、ドン・ホラー役は、初代の『宇宙刑事ギャバン』と同じく飯塚昭三が務め、ナレーションは『妖怪人間ベム』のベムや『ルパン三世』シリーズの次元大介などを演じる小林清志が担当することになった。

なお、9月9日(日)25:00より放送の関智一がパーソナリティーを務める「ラジオビックバン」には、大葉健二がゲストとして登場することが決定している。 

物語は、突然消息を絶った二人の宇宙飛行士、彼らの身に起こったのは――というプロローグからはじまる。ドンホラーの復活により全宇宙に危機が訪れ、宇宙刑事ギャバンは、愛する人を守るため、宇宙を守るため、世代を超えて戦いを挑む。コンバットスーツに身を包みレーザーブレードを構えるメタルヒーローたちの勇姿。ギャバン、シャリバン、シャイダーと、三大宇宙刑事の共闘とともに、新たな「宇宙刑事伝説」がいよいよ幕を開ける。

■『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』
脚本:小林雄次
監督:金田治(TVシリーズ『宇宙刑事ギャバン』アクション監督)
出演/主演:石垣佑磨、永岡卓也、滝裕可里、森田涼花、西沢利明、穂花、三浦力
岩永洋昭、大葉健二
■作品概要
今から30年前、そのヒーローは突然われわれの前に現れて、かつてないインパクトを与えた『宇宙刑事ギャバン』。従来よりパワーアップされた特撮映像、SF性、ライブアクション。スケールの大きいドラマ展開を、豊かな旋律の音楽が彩る。すべての点において画期的だった『宇宙刑事ギャバン』は、我が国におけるヒーロー像の集大成にして最高峰といえる。
放送当時、幅広い世代を魅了した『ギャバン』が本年1月、生誕30周年を記念して、『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』で復活を遂げたことは記憶に新しい。この映画のヒットによって、ギャバンは「伝説のヒーロー」から「不滅のヒーロー」となった。そして今――ギャバンは再び、最もスタイリッシュで、最も衝撃的なヒーローとして帰ってくる。ここに、新たな「宇宙刑事伝説」が幕を開けるのだ。
『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』――これは、かつてギャバンに憧れた少年少女たちと、その次の世代へ贈る、壮大なロマンである。

「ギャバン」製作委員会 (C)東映