9月7日公開の映画『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』の公開記念イベントが6日、都内で行われ、タレントの岡本夏生が出席した。

映画『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』の公開記念イベントに出席した岡本夏生 拡大画像を見る

本作で主演を務めたのが、本年度のアカデミー賞授賞式のレッドカーペットで、金正日総書記の遺灰を模して撒くという前代未聞のパフォーマンスで驚愕させたお騒がせコメディー俳優のサシャ・バロン・コーエン。アメリカで身元不明となった世界で一番キケンな北アフリカのワディヤ共和国の独裁者・アラジーン将軍を演じ、将軍に襲い掛かる試練と恋をコメディータッチで描く。

公開を前日に控えたこの日は、主人公であるアラジーン将軍の側近"アラジーン・ガール"に扮した岡本夏生が、ギリギリの軍服姿でトークショー。岡本は「衣装は昨日原宿のSMショップで買ってきました。お腹はおばあちゃんで胸もあえてパット4枚入れて盛ってます!」とマシンガントークで会場を笑わせ、「サシャ・バロン・コーエンは日本の役者で例えると大泉洋さん。この人がやっていることはお下品ですが、映画の中で描かれている大切なメッセージに気づかされますよ」とアピールした。

9月12日で47歳となる岡本。誕生日の予定について聞かれ「爆笑問題の大田光さんの妻である光代さんに、赤坂の野菜レストランに連れていってもらいます」と明かし、報道陣からの「男性は?」という質問に「お蔭さまでいないんですよ~。10年潜伏してたら、オカマになりました。半分男で半分女。ここ数年は処女ですよ。処女膜があります。ご無沙汰ブリーフですね」と自虐ネタを連発。さらに昨年発覚した胆石で仕事に穴を明けたことに絡め、番組収録中に全治3カ月の重傷を負い、入院しているスギちゃんに対して「スギちゃんも気が気でないと思う。このままだったら年内に消えちゃうよ」と、かつてどん底を味わった岡本らしいリアルな言葉で案じていた。