フェンリルは、同社のMac向けWebブラウザ「Sleipnir 3 Black Edition for Mac」にて、閲覧履歴を残さないプライベートブラウズ機能に対応した「Sleipnir 3 Black Edition for Mac(3.7) 」をリリースした。

「Sleipnir 3 Black Edition for Mac(3.7) 」では、Web閲覧の履歴やCookieを記録しないプライベートブラウズ機能を搭載。設定はタブグループ単位でできるため、通常のサイト閲覧と、プライベートブラウズのサイト閲覧を、グループ単位で切り替えて使用できる。また、プライベートブラウズ状態でSleipnirを終了した場合、次の起動時にはプライベートブラウズが解除され、閲覧の痕跡なくスタートできる。

プライベートブラウズ中は、通常時とタブの背景が異なる

また、タブの切り替えがショートカットでできるタブスイッチ機能を追加した。ショートカットは、command+F1で次のタブに切り替えるなど、OS X標準のアプリケーション切り替え操作と合わせており、タブを見ながら操作できる。タブスイッチ表示時に「W」で閉じることも可能。

タブを見ながらショートカットで切り替えられる

このほか、Mac OS Xのアプリ間連携に対応し、他アプリのテキストやリンクを、Sleipnir Linker経由でスマートフォンなどで開くことが可能(現状はMountain Lionのみ)。合わせて、動作の改善や不具合の修正なども行なった。