オリンパスイメージングは8月22日、コンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS TG-625 Tough」を発表した。発売は8月31日で、価格はオープン。推定市場価格は25,000円前後となっている。

「OLYMPUS STYLUS TG-625 Tough」

防水・防塵、耐落下衝撃、耐低温の3つのタフ性能を備える「Tough」シリーズ最新モデル。水深5mでの使用が可能な防水性能、1.5mの高さから落下させても動作する耐衝撃性能、マイナス10度でも使用可能な耐低温性能を備えている。

画像処理システムは、同社独自の「iHSテクノロジー」を搭載。裏面照射型CMOSセンサーと、ミラーレス一眼「OLYMPUS PEN」シリーズで磨き上げてきたきた画像処理エンジン「TruePic VI」で構成される同テクノロジーにより、高感度、低ノイズ、高速AF、高速起動を実現する。また、夜景や逆光などの難しい条件下でもキレイな写真を手軽に撮れるほか、撮影シーン自動認識技術「iAUTO」は29シーンの認識に対応する。

手ブレ対策としては、「DUAL IS」を搭載。デジタル一眼用のアルゴリズムを採用するCMOSシフト方式の手ブレ補正機構と、高感度撮影を併用することで、効果的な手ブレ補正が行えるようになっている。

画像や動画にフィルター効果を加える「マジックフィルター」は、「ドラマチック」「ランダムタイル」「ポップ」「ピンホール」「フィッシュアイ」「スケッチ」「ウェディング」「ロック」「水彩」「クリスタル」「ミニチュア」「ミラー」の全12種類が利用可能となった(動画撮影時は「ランダムタイル」「クリスタル」以外の10種類が利用可能)。

撮影画像にエフェクトを付加できる機能としては、「ビューティーメイク」機能も搭載。「メイク」「アイエフェクト」「演出」「エステ」と項目別に設けられた全19種類の効果を付加できる。任意のメイクアップ効果を組み合わせ3パターンを登録しておくことも可能だ。

そのほか、暗い場所やコントラストが低く撮影しにくい場所でもピントを合わせやすくする「AFイルミネーター」、犬や猫の顔を検出する「ペットモード」なども搭載。ペットモードは、最大10匹までの検出が可能となっている。

主な仕様は、撮像素子が有効1,200万画素の1/2.3型CMOSセンサー(裏面照射型)、レンズの焦点距離が28~140mm(35mmフィルム換算時)、開放F値がF3.9~F5.9、対応感度がISO100~ISO6400となっている。背面のモニターは約46万ドット・3型の液晶方式、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCカード(Eye-Fiカード含む)のほか本体内蔵メモリ(46.8MB)。動画の最大記録画素数は1,920×1,080ドット/1080p。

バッテリーは専用リチウムイオン充電池を使用する。

サイズはW98.4×D21.9×H65.9mm、重量はバッテリーとSDカードを含む状態で167gとなっている。

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