「インフォームドコンセントを行う状況」に関する調査

医師コミュニティーサイト「MedPeer」を運営するメドピアは、6月13日~6月19日まで「インフォームドコンセントを行う状況」に関する調査を実施した。有効回答は2,733件。

「インフォームドコンセントを行う場所と同席者の有無」についての質問では、回答者全体の34%が「インフォームドコンセントに関する取り決めはない」と回答。

面談内容、患者さんの病状など、「そのときの状況によりフレキシブルに対応する」というコメントが多くみられた。「ベッドサイドで話す程度のものからカンファレンスルームで記録をとりつつ説明するものまで、形態はさまざま」と同社は説明する。

また、「言った言わないのリスク回避のため」「治療方針などのスタッフの情報共有」のために、「看護師」「ケースワーカー」が同席するケースもあるという。しかし、「専用の面談室で、職員が同席する」と回答したのは21%に過ぎず、看護師が立ち会えない現状も一方ではあるようだ。

【関連リンク】

治験の報酬はどう扱われているの? 全国の医師2,688人に調査 - メドピア

医療系アプリを利用している医師は少数派。全体の2割にとどまる-メドピア

6割の医師が「市販薬のネット販売は条件を限定するべき」を支持 - メドピア

約6割の医師が「ジェネリック医薬品は先発薬より劣るものもある」と回答

エアウエイスコープについて半数近くの医師が「知っているが使わない」