日本ポステックは三井住友カードと協力し、全国33都道府県でエリア展開する大手タクシー会社、第一交通産業グループのうち、宮城県4法人のタクシー全335台にて、銀聯カードおよびクレジットカード決済サービス(Visa、MasterCard)を開始した。

対象のタクシー会社は、観光第一交通株式会社(本社:仙台市若林区)、仙台第一交通株式会社(本社:仙台市宮城野区)、東北第一交通株式会社(本社:仙台市宮城野区)、松島ワカバ第一交通有限会社(本社:宮城郡松島町)の4法人。

日本ポステックは「機能も価格もスマートに」を掲げ、従来製品の半額相当の低価格なモバイル型クレジットカード端末を2011年2月より発売開始し、2011年11月に三井住友カードと協力し、銀聯カードの取り扱いも開始した。現在、全国のタクシー、飲食店、訪問販売、イベント会場、宿泊施設などを中心として、約150法人にモバイル型クレジットカード端末を提供している。

宮城県を含む東北3県は、2012年7月よりマルチビザ発給対象地区となり、今後ますます中国人観光客が増える見込みがあり、第一交通産業グループの宮城地区では、今回銀聯カードに対応することによって、近年増加傾向にある中国からの個人旅行客のニーズに対応できるというメリットがある。また、中国人観光客の取り込みにおけるインフラ面での充実を図ることで、宮城県の復興を支援していく。今後も両社は協力し、全国各地のタクシーへ銀聯決済を拡大し、銀聯の利用促進と中国人観光客の利便性向上を図っていくとしている。

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