シチズン時計は6月下旬、同社の最高品質モデル「ザ・シチズン」より、ケースとバンド部にチタン素材を採用した光発電エコ・ドライブ時計を発売する。光発電時計として世界最高精度の年差プラスマイナス5秒を実現し、エコ・ドライブ搭載モデルでは初のチタンモデルとなる。

「ザ・シチズン」光発電エコ・ドライブ チタンモデルのシルバー(AQ1020-51A、写真左)とブラック(AQ1020-51E、同右)

チタンはステンレスの約6割の比重と軽く、さびにくいが、やわらかい金属のため傷が付きやすいという欠点も持っている。今回発表されたモデルでは、チタン素材にシチズン独自の表面硬化技術を施すことにより、純チタンの約5倍の硬度を実現し、耐磨耗性を向上させたとのこと。ガラスは屈折率が極めて少なく、厚さが均等なデュアル球面サファイアガラスを使用。ガラス両面にシチズン独自のコーティングを施すことで、高い視認性を実現した。光発電による充電量がひと目でわかる充電量表示など、高い機能と実用性を盛り込んでおり、どんなスタイルにも合わせやすいシンプルで飽きのこないデザインに仕上がっている。

ケース径は38.2mm、厚さは12.0mm。文字盤の色はシルバーとブラックの2タイプ。購入者には10年間の無償保証と無償点検が付く。価格は34万6,500円。