「萩尾望都 対談集 1980年代編コトバのあなた マンガのわたし」帯付き

萩尾望都の対談集第2弾「コトバのあなた マンガのわたし」が、本日5月28日に河出書房新社より発売された。

1970年代に行われた萩尾との対談を収録した第1弾に続き、今回は1980年代の対談を収載。吉本隆明、野田秀樹、光瀬龍、種村季弘、小笠原豊樹、川又千秋といった文学界の大御所と、マンガ、舞台、幻想、ブラッドベリについて熱く語っている。

また新たに伊藤理佐との対談を録り下ろし。萩尾によるあとがきも書き下ろされた。帯にはプチフラワー1984年7月号(小学館)の表紙イラストを使用。本文中にもイラストや解説文が多数掲載された、読み応えたっぷりの1冊だ。

萩尾望都 対談集 1980年代編「コトバのあなた マンガのわたし」

第1章 吉本隆明「自己表現としての少女マンガ」
第2章 野田秀樹 Part.1「オフレコにしてくれます?」
        Part.2「夢は舞台を駆けめぐる」
第3章 光瀬龍「百億の昼と千億の夜」
第4章 種村季弘「吸血鬼幻想」
第5章 小笠原豊樹+川又千秋「レイ・ブラッドベリの魅力」
第6章 伊藤理佐「おんなの扉」
エッセイ「ブラッドベリ体験」萩尾望都