オーディオテクニカは18日、Bluetoothヘッドセット「ATH-BT05」を発表した。6月15日発売で、価格はオープン。推定市場価格は13,000円前後となっている。
スマートフォンなどでのワイヤレス通話以外に、オーディオ聴取も高音質で行えるように設計されたヘッドセット。30mW+30mWの高出力ヘッドホンアンプを備えるほか、低域再生に深みを加えるCCL(カップリングコンデンサーレス)回路や、不要な振動を抑制して中高域の"抜け"を良くする真鍮削り出しのリングスタビライザーを搭載。また、音源に合わせて最適な調整が行えるように、4種類のエフェクトモードも備えられている。
Bluetoothのバージョンは2.1+EDRで、対応プロファイルはA2DPおよびAVRCP、HFP、HSP、最大通信距離は10m。SCMS-T方式にも対応しているため、ワンセグ放送の音声も聴取可能だ。
その他の主な仕様は、ドライバーユニットが12.5mm径、出力音圧レベルが105dB/mW、再生周波数帯域が5~25kHz、最大入力が200mW、インピーダンスが16Ωとなっている。プラグは金メッキ製の3.5mmステレオミニで、コード長は0.6m(Y型)。バッテリーは内蔵式のリチウムポリマー充電池で、連続通信時間は最長8時間、連続待ち受け時間は最長200時間、充電の所要時間は約3時間となっている(いずれも使用条件により異なる)。
重量はレシーバー部が約21g、ヘッドホン部が約7.4gだ。