「コミックふるさと 北海道」

各都道府県の出身漫画家が“ふるさとへの想い”を描いたアンソロジーシリーズ「コミックふるさと」が、マガジンハウスより刊行をスタートする。第1弾として「コミックふるさと 北海道」と「コミックふるさと 福岡」が、5月24日に同時発売される。

「コミックふるさと 北海道」には安彦良和、荒川弘、モンキー・パンチら12名が参加。唐沢なをきによるストーリーマンガ「流氷少年アシカ」や、いくえみ綾が幼少期の思い出をつづったエッセイマンガ「思い出アレコレ」など、バラエティ豊かな作品が揃っている。またモンキー・パンチは「北海道で生まれ育ったからこそ『ルパン三世』が創作できた」と、作品の誕生秘話をイラストと文章で明かした。

一方「コミックふるさと 福岡」にはうえやまとち、倉田真由美、わたせせいぞう、松本零士ら12名が執筆。5月26日には福岡・リブロ福岡天神店にて、発売を記念したうえやまのサイン会が開催される。「北海道」「福岡」ともにカラー口絵では執筆陣の出身地を落とし込んだ地図を掲載し、注目スポットを紹介。出身者はもちろん、あまり馴染みのない地域の読者も、その土地を知るきっかけになる1冊だ。

「コミックふるさと 北海道」収録作品

安彦良和「箱馬橇」
唐沢なをき「流氷少年アシカ」
荒川弘「知床よいとこ」
モンキー・パンチ「北海道!! だから創作出来た『ルパン三世』」
大和和紀「大通公園で子どもしてた頃」
布浦翼「大雪山の勇者モコハル」
前川たけし「雪の音」
恵三朗「じゃがにまなびや」
青空大地「朝まで生き物会議」
いくえみ綾「思い出アレコレ」
篠有紀子「ワイルド ファンタスティック ライフ」
香山梨緒「ローソク出せと織姫さま」

「コミックふるさと 福岡」収録作品

山口かつみ「GO! WEST」
うえやまとち「とちくんの失恋日記1 柳川慕情」
内田かずひろ「博多っ子兄弟のゲナゲナ四齣典」
倉田真由美「イカを拾う」
国友やすゆき「最後の少年野球のこと」
わたせせいぞう「バラホテル(門司港)」
かたおかみさお「トウのキョウにてフクオカ想う」
山口譲司「There used to be…」
山田圭子「運河のほとりで弁当を」
宮崎かずしげ「宮ちゃんの戯夢人生 福岡青雲編」
なかざき冬「GOLDEN STAMP」
松本零士「ゆめの火の国 志のふるさと」