国内でED治療薬を製造・販売している日本新薬株式会社、日本イーライリリー株式会社の2社は、4月22日の「よい夫婦の日」を前に、「夫婦間コミュニケーションとEDに関する実態・意識調査」をインターネット調査にて実施した。
同調査は、EDが夫婦間のコミュニケーションへ与える影響について、「EDを疑われる夫」、「EDを疑われる夫」を持つ妻、「EDではない夫」、「EDではない夫」を持つ妻を属性として行なわれた。調査期間は3月14日~19日、対象は全国の既婚男女625人。
「セックスは大切なコミュニケーション手段」は86.9%
積極的にコミュニケーションを取ることが夫婦間の親密度を深めるために重要であることは当然だが、同調査でも、86.9%が「セックスは大切なコミュニケーションだと思う」と回答した。
一方、「EDを疑われる夫」を持つ妻と夫との間では、夫婦間のコミュニケーション時間が短く、妻の32.9%が離婚を「真剣に」考えたことがあると回答。理由として、71.6%が「コミュニケーション不足」を、61.2%が「セックスに対する不満」を挙げている。
6割近くが、「医療機関でED治療をしてほしい」
また、「EDを疑われる夫」を持つ妻に対して、医療機関で治療してほしいのか質問したところ、56.6%が「医療機関でED治療をしてほしい」と回答し、77.8%が「夫がED治療をすることをサポートしたい」と答えた。
夫婦問題研究家の岡野あつこ氏は、まずは、時間を取りやすい休日に一緒に食事やお酒を楽しみ、夫婦間で良い雰囲気を作るなど、夫から積極的に妻とコミュニケーションをとるように心がけると良いのでは、とコメントしている。
同社では、ED治療に対してはまだまだ誤解や偏見があるが、EDは夫婦間コミュニケーションを妨げる要因であり、より良い夫婦生活を過ごすために、ためらわずに医療機関を受診することが望まれる、と話す。
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