ネクスティア生命保険は15日、11月22日の「いい夫婦の日」を前にまとめた、「夫婦と家計に関する調査」の結果について発表した。

調査は、「夫婦」と「お金」をテーマに、夫婦間の関係や「家計」に関する実態と意識を把握することを目的に、2011年8月24日~8月25日、全国の20~59歳の既婚男女を対象に、インターネットリサーチで実施。1,032人から有効回答を得た。

「お金の使い道」や「家計」について夫婦で話し合いをしているか聞いたところ、「話し合いをしている」人の割合は全体の74%だった。その中で年代別に見ると、20代が84.5%と最も高く、若い年代ほど、家計について夫婦で話し合いをしていることが分かった。

また、「家計についての夫婦間での話し合いの有無」と「円満度」の関連性を見てみたところ、「夫婦間で家計について話し合いをしている」家庭のうち、92.8%が「(夫婦は)円満だと思う」「どちらかといえば円満だと思う」と答えた。一方「話し合いをしていない」家庭の夫婦円満度は58.9%だった。

「夫婦間で家計について話し合いをしている」家庭のうち、92.8%が「(夫婦は)円満だと思う」「どちらかといえば円満だと思う」と答えた

これらの結果について、ネクスティア生命では、「昨今の経済情勢や将来の雇用・収入などへの不安感からか、若い年代ほど『お金の使い道』や『家計』に関する意識が高く、夫婦間でコミュニケーションをとっている様子がうかがえる」としている。

さらに、家計について話をしている夫婦ほど円満度が高いことについては、「夫婦で家計についてしっかり話し合うことの重要性が見てとれる」「まさに、いい夫婦のヒケツは"いい家計づくり"にあり、と言えるのではないでしょうか」としている。