ビーチ・ボーイズ6月の新作は「皆がブライアンに期待するものが詰まってる」

ビーチ・ボーイズが、6月4日(アメリカは6月5日)にニュー・アルバム『ゴッド・メイド・ザ・ラジオ～神の創りしラジオ』を発表する予定だ。アルバムの内容は主にメンバーの1人ブライアンによって作詞されたものだという。

ブルースはBillboard.comに対して、今回のアルバムをまったく新しいものだと語っている。「みんながブライアンに期待しているものがたくさん詰まってるんだ。このアルバムには、ブライアンっぽさやそしてマイクっぽさがたくさんあるよ。マイク・ラヴとブライアン・ウィルソンがいまだ健在で共に詞を書いているっていうのはいいことだよね」

またブルースは、デヴィッド・マークスも含めたバンドの再結成はありえないと思っていたため、驚きだったと明かしている。「"不可能"って言葉の定義を変えてしまうくらいのことだから、再結成はほとんどないと思ってたんだ。敵対してたってわけじゃないんだ。みんな何年もの間、偽の柔道試合をやってたけど、誰も傷ついたりはしてないってことかな」

同バンドは今年で結成50周年。これを記念して設立メンバーのブライアン・ウィルソン、マイク・ラヴ、アル・ジャーディン、ブルース・ジョンストンで世界ツアーを行う予定もあるという。そして、ライブについてはアルもデイヴもブライアンもいるから素晴らしいツアーになるはずだと自信を覗かせているものの、一方でブライアンはツアー向きの男じゃないとも語っている。

「僕はたぶんツアーが大好きなんだ。マイクもだよ。でもブライアンにとっては相当なストレスがかかるみたいだね。けどアイツにとっても楽しいツアーになるんじゃないかな。他のメンバーにとってもね」

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