フィアット グループ オートモービルズ ジャパンはこのほど、500の限定車「500+BILSTEIN」(チンクエチェント プラス ビルシュタイン)を発売した。ドイツのサスペンションブランドであるビルシュタインの専用チューニングにより上質な走りを楽しめる。

「フィアット500+BILSTEIN(チンクエチェント プラス ビルシュタイン)」

「500+BILSTEIN」のベースグレードは1.2 8Vエンジンに5速MTを組み合わせた「500 1.2 SPORT」。500シリーズで唯一MTを搭載するスポーツグレードだ。このベース車にビルシュタインが専用にチューニングしたサスペンションキットを装着する。シャープな操舵感やコーナリング性能の向上などスポーツ性を高めるとともに、ビルシュタインならではのフラットで質感の高い乗り心地も実現した。

サスペンションキットの内容は、同限定車専用チューニングを施したビルシュタイン製車高調整機能付きショックアブソーバー、専用スプリング、ビルシュタインエンブレム。フロントには倒立タイプを採用する。また、スプリングは一流ブランドとして知られるH&Rを採用する。

スプリングは「500 1.2 SPORT」のボディカラーラインアップのひとつであるパソドブレ レッドで塗装されている。また、キットに付属する専用ステッカーも同色でコーディネートするなど、細部までこだわった仕上がりとなっている。「500+BILSTEIN」は全国で50台の限定で、価格はベースグレードと同一の208万円。割安感のある設定になっている。