日本フードアナリスト協会は、5月20日に「第19回フードアナリスト検定試験 4級」を全国7拠点(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡)にて実施する。

「日本フードアナリスト協会」公式サイト-イメージ

フードアナリストは「食の情報の専門家」

「フードアナリスト」とは、食の情報の専門家で、飲食店情報はもとより、食材、飲料、食文化など、食を取り巻くあらゆる情報を受信、収集し、読み解き、発信する食の情報を扱うプロフェッショナル。個別のレストランや食材、食品について、総合的に解説できるところにフードアナリストの専門性がある。普段なにげなく接する食材やレストラン、食文化について体系的に学べる点で、「食べることが大好きな人」「フードビジネスに興味がある人」「食の教養を身につけたい人」に向いた資格となっている。

「フードアナリスト検定」は2005年から実施され、今回で第19回目。現在まで、全国で延べ10,000人以上のフードアナリストを輩出している。日本フードアナリスト協会の会員になることで、レストラン格付けだけではなく、雑誌の執筆や各種メディアのコメンテーター講師など、食・食空間に関する総合的な知識を持った食の専門家として、さまざまな方面で活躍するチャンスがあるという。

就職・転職にも有利に

同協会では、最近では、多くの食品企業や食品メーカーにおいて、資格手当てなどの対象になるなど、食品・流通関係企業への就・転職にも有利となっていると話す。近年はさまざまな大学・短期大学・専門学校でも、講座の開講が相次いでいるという。

所定の申込用紙をFAXまたは郵送、インターネットにて4月30日(消印有効)までに申し込む。受験資格は、食文化に興味がある18歳以上の人で、20歳未満の場合は親権者の承諾が必要となる。試験日時は5月20日13:00~14:00で、検定試験料は7,000円(税込)となっている。

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