新iPadは何位? 発熱を指摘したコンシューマレポートが格付け更新

米Consumer Reportsが4月2日(現地時間)に更新したタブレットレーティングで、米Appleの第3世代の「iPad」が1位を獲得した。

Consumer Reportsは、非営利の消費者組織であるConsumers Unionが提供する情報媒体で、米国で流通する様々な製品やサービスを対象に信頼性・安全性、価値、使用感などを評価している。広告を掲載せず、独立性を維持しており、米消費者から大きな信頼を獲得した同誌のレポートやランキングが製品・サービスの売れ行きに与える影響は大きい。新しいiPadについては、発売直後に消費者からの報告を受けて、iPadの発熱を検証し、45分間ゲームを動作させ続けた状態で最大華氏116度に達するというレポートを公開していたため、新しいiPadを含むタブレットレーティングが注目されていた。

最新レーティングでConsumer Reportsは、新iPadが搭載するRetinaディスプレイによって「タブレット用スクリーンの素晴らしさの基準を考え直させられた」と、その可能性を評価している。中にはiPad 2よりもテキスト表示が悪くなる電子雑誌があるなど、コンテンツ側の対応が求められるものの、「総合的に新しいiPadのスクリーン品質は大きなプラスであり、コンテンツが高解像度のメリットを活かせる可能性は大きい」としている。さらに500万画素カメラ、米国におけるVerizonのLTEサービスの速度と安定性などを挙げ、「あらゆる面で優れたパフォーマンスを発揮した」とコメント。「ディスプレイとグラフィックスが大量の電力を消費するにもかかわらず、iPadは他のタブレットよりも長いバッテリー駆動時間を維持している」と、完成度の高さを認めた。

発熱問題については、テストを重ねた結果、「最も熱くなる部分の温度はiPad 2よりも高いが、問題を引き起こすほどの高熱は計測されなかった」と結論づけた。またリソースを消費するゲームを動作させている最中に充電が行われないことが確認されたが、明るさが最高の状態であるなど限られた条件で起こるため、一般的な使用の問題にはならないと見ている。

最新のタブレットレーティングでConsumer Reportsは、新しいiPadのほか、東芝の「Excite 10LE」、防水性に優れたPantechの「Element」、折りたたみ2画面のソニー「Tablet P」、OLEDスクリーンを搭載するSamusungの「Galaxy Tab 7.7」などのタブレットを勧めている。

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