富士重工業は30日、米国ニューヨークにて4月4日から開催される『ニューヨーク国際自動車ショー』に、今夏の米国市場導入を予定している2013年型「レガシィ」と「アウトバック」を出展すると発表した。

「レガシィ」(北米仕様)

「アウトバック」(北米仕様)

2013年型「レガシィ」「アウトバック」の商品コンセプトは、「デザイン」「環境・燃費」「走り」「安心・安全」の4領域に渡る全性能モデルチェンジで、通常の年次改良よりも大規模な変更を加えるのこと。

「デザイン」では、精悍なフロントマスクに変更するなどの改良により、スポーティで精緻なイメージとスバルらしさを表現。インテリアも、質感向上と機能性の強化が図られている。

「環境・燃費」「走り」では、2.5リッターモデルに新世代ボクサーエンジン(水平対向エンジン)を新搭載したほか、新型インプレッサにも採用されている軽量でコンパクトな第2世代リニアトロニック(CVT)を組み合わせ、実用域での扱い易さを重視した中低速トルクを向上し、燃費性能と出力性能を両立。

「安心・安全」では、車体補強の追加やエアバックなどを変更したほか、同社独自の先進運転支援システム「EyeSight」を北米市場に初めて導入するとのこと。