ボブ・ディランが新作に着手か、「メキシコ風の作品になるかもしれない」

ボブ・ディランが、ロサンゼルスにあるジャクソン・ブラウン所有のスタジオにてニュー・アルバムのレコーディングをスタートしたという。

これは、2009年発売の前作『クリスマス・イン・ザ・ハート』、そして新作の制作にも参加しているデヴィッド・ヒダルゴが明かしたもので、「素晴らしい経験だったし、別物だよ。1曲1曲が目新しくて、全く別のアプローチがされている。彼があんなにも創造力を維持しているのは、びっくりだよ。どうやってるのか分からないね」と話している。

新作のリリース日やタイトルなどの詳細については発表されていないが、ヒダルゴはセッション中に自身がアコーディオンとギターによく似たキューバの楽器・トレスを演奏していたことから、「メキシコ風の作品になるかもしれない」と予想。「ディランは『おお、なんだよこれ?』って言ってたね。彼はそのサウンドを気に入っていたから、新作に取り入れたのさ」

ディランは、これまで34枚のスタジオアルバムを発売しており、今年には彼の楽曲を、アデル、マイ・ケミカル・ロマンス、クイーン・オブ・ザ・ストーンエイジなどがそれぞれカバーしたチャリティー・アルバム『チャイムズ・オブ・フリーダム:ソングス・オブ・ボブ・ディラン・オーナリング50イヤーズ・オブ・アムネスティ・インターナショナル』が発売されている。

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