秋田内陸縦貫鉄道はこのほど、3月17日に行うダイヤ改正の概略を発表した。急行「もりよし」の時間帯と編成の見直しが行われるほか、JRとの接続列車の時刻の変更や、利用者の少ない時間帯の列車の見直しなどが行われる。

秋田内陸縦貫鉄道の急行「もりよし」に使用されるAN-8900形

急行「もりよし」は現在、下り2本(「もりよし1号」は阿仁合発角館行、「もりよし3号」は鷹巣発角館行)、上り1本が運転されている。今回のダイヤ改正では、地元からの要望で全列車が上桧木内駅に停車。一方で、現在の2両編成から1両編成での運行となるという。角館発鷹巣行の上り「もりよし2号」については、角館駅の発車時刻が、現在の11時13分から12時17分に変更される。

また、早朝と夜間に運転される普通列車のうち、阿仁合駅5時37分発の鷹巣行、鷹巣駅6時39分発の阿仁合行、比立内駅20時44分発の角館行、角館駅21時24分発の阿仁合行の4本の列車が廃止となる。これにともない、ダイヤ改正後、阿仁合駅を朝6時台に発車する列車は、通学時間帯の列車の混雑を考慮して2両編成での運転に。現在、角館駅を19時38分に発車する列車についても、発車時刻が繰り下げられ、角館駅20時27分発となる。なお、ダイヤ改正後の時刻表については、「後日、ホームページに掲載いたします」(秋田内陸縦貫鉄道)とのこと。