ベンキュージャパンは17日、1,024×768ドット(XGA)の投射に対応したDLPプロジェクタ「MX514P」を発表した。2月23日より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は59,800円前後。

「MX514P」

コンテンツの輝度レベルを自動検出し、ランプの消費電力を30~100%の範囲で調整する「Smart Ecoモード」を搭載。光源は190Wで、「Smart Ecoモード」使用時のランプ寿命は最大で約6,500時間(エコノミー:6,000時間、標準:4,500時間)。

色再現性を高めるために、RGB+白の4セグメントカラーホイールに、黄色とシアンのセグメントを追加。赤と青の輝度を約15%上げることで、より美しい映像を作り出す「VIDI Lighting Tecnology」を搭載するほか、テキサス・インスツルメンツの中間色色彩向上技術「BrilliantColor」を採用した。

上面には操作パネルを搭載

背面のインタフェース類

主な仕様は、投射方式がDLP、画素数が1,024×768ドット(XGA)、アスペクト比が4:3(16:9も選択可能)、コントラスト比が13,000:1、輝度が2,700ルーメン、再現色数は10億7,000万色、投射レンズが1.1倍のズームレンズ、明るさがF=2.51~2.69/F=21.95~24.18mm。

スクリーンサイズは40~300型で、投射距離は40型で1.6~1.76m、60型で2.4~2.64m、80型で3.2~3.52m、100型で4~4.4mとなっている。対応解像度は640×480ドット(VGA)から1,600×1,200ドット(UXGA)、対応カラー方式はNTSC/PAL/SECAM。

投射位置は、フロント、リア、テーブル、天吊りに対応。主な機能は、ダイレクトパワーオン/オフ、2倍のデジタルズーム、オートパワーオフ、クイッククーリング、フリーズ、エコブランク、マニュアル台形補正、(縦方向のみ)、壁面投射など。

映像入力インタフェースは、HDMI、D-Sub×2、Sビデオ端子、コンポジット端子。音声入力インタフェースはRCA×1。音声出力用オーディオミニジャックと、2Wのスピーカーを搭載する。本体サイズは、W287.3×D232.6×H114.4mm、重量は約2.5kg。

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