チューリッヒ保険は24日、電動スクーターによるロードサービスの提供を開始したと発表した。対象地域は東京23区で、今後は他地域にも拡大する予定。

チューリッヒ仕様の電動スクーターVX-1。家庭用コンセントから簡単に充電ができる

同社は、専任スタッフによるバイクを使ったロードサービス「Z-エクスプレス」において、1月から電動スクーターを導入。同社によると、電動スクーターを使用するロードサービスは業界初とのこと。

今回の導入により、走行中の排出ガスをなくすことで、地球温暖化の抑制に貢献すると同時に、排気音をなくすことで、騒音を最小限まで低減。また、ガソリンを一切使わないため、災害時などにガソリンが不足した場合でも、ロードサービスの継続が可能となるという。

主なサービス内容は、バッテリー上がりのジャンピング、鍵の閉じこみの開錠、パンク時のスペアタイヤ交換、各種オイル漏れ点検・補充/冷却水補充、警察や救急車などへの連絡代行、交通整理の代行、などとなっている。