シャープは12日、LEDシーリングライト「ELM(エルム)」の新製品「DL-C603V」「DL-C503V-M」「DL-C303V-M」「DL-C203V-M」「DL-C305V」「DL-C205V」の6モデルを発表した。DL-C305Vのみ2月20日発売で、他のモデルは1月20日発売。価格はオープンで、推定市場価格はDL-C603Vが69,800円前後、DL-C503V-Mが51,800円前後、DL-C303V-Mが41,800円前後、DL-C203V-Mが36,800円前後、DL-C305Vが29,800円前後、DL-C205Vが24,800円前後と見込まれる。

14畳までの広さに対応する、高効率モデル「DL-C603V」

6製品は、3ラインナップに分かれている。DL-C603Vは、従来より同社が販売しているLEDシーリングライトの延長線上にある高効率モデルだ。14畳までの広さに対応しており、器具光束は6,100lm。消費電力は73Wで、エネルギー消費効率は83.6lm/Wと非常に高い。型番の末尾に「M」の文字が入る3モデルは、クロス調のカバーと木目調センターカバーを採用した「なごみの光」を特徴とするモデル。布越しの柔らかい光を実現している。DL-C503V-Mは12畳までの広さに対応しており、器具光束は5,750lm。DL-C303V-Mは適用畳数が8畳までで器具光束が3,750lm、DL-C203V-Mは適用畳数が6畳までで器具光束が2,600lmとなっている。消費電力はそれぞれ73W/48W/32Wだ。DL-C305VとDL-C205Vは、丸形のカバーを採用したシンプルなモデルだ。DL-C305Vは適用畳数が8畳までで器具光束が3,900lm、DL-C205Vは適用畳数が6畳までで器具光束が2,400lmとなっている。

クロス調のカバーを採用した「なごみの光」を特徴とする「DL-C503V-M」「DL-C303V-M」「DL-C203V-M」

寝室や子供部屋などにも手軽に導入できるシンプルモデル「DL-C305V」「DL-C205V」

機能面では、いずれのモデルも、調光、調色機能を搭載する。また、スマートフォンをリモコンとして使用するためのアプリも、1月20日よりダウンロードが可能になる予定だ。スマートフォンから行える操作は、LEDシーリングライトの「全灯」「常夜灯」「消灯」「明るく/暗く」「寒色/暖色」「CH切替」。なお、リモコンとして使用できるスマートフォンは現在のところ、同社製の「AQUOS PHONE」などに限られている。さらに、DL-C603VとDL-C503V-M/C303V-M/C203V-Mは、省エネ機能としてエコセンサーとエコ調光の2つの機能を搭載。エコセンサーは、外光などによる部屋の明るさの変化を検知する。部屋が十分に明るいときには、自動的に照明の明るさを落とすというものだ。エコ調光は、人間の目の順応を利用し、点灯後は緩やかにに明るさを落とすというもの。

現在、LEDシーリングライトの市場は非常に好調だ。リビングを中心に普及が進んできたLEDシーリングライトだが、同社では、次第に寝室や子供部屋などにも導入が進みつつあるとしている。それに対応したのが今回の新モデルで、中でもDL-C305V/DL-C205Vは、機能をシンプルし、思い切った低価格を実現したモデルとなっている。

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