UQコミュニケーションズは、上りの最大速度を15.4Mbpsに高速化して12月28日より提供を開始することを明らかにした。また、上り最大速度15.4Mbpsへの対応機種も発表した。
同社が提供する高速通信サービス「UQ WiMAX」はこれまで、下り最大40Mbps/上り最大10Mbpsの通信速度(ともに理論値)でサービスを提供してきた。今回新たに変調方式64QAMを導入することで、上りの最大速度を15.4Mbps(理論値)に高速化。28日よりサービスを開始し、動画などの大容量データをネットワークにアップロードする際の使い勝手を向上する。
28日のサービス開始ともに、同社が発表した対応機種(データ通信カード、WiMAX Speed Wi-Fi、タブレット)は、以下の通りだ。
データ通信カードでは、UQブランドの「UD01NA」「UD03NA」が対応。同社のモバイルWi-Fiルーター「WiMAX Speed Wi-Fi」では、NECアクセステクニカ製の「WM-3300R」「WM-3400RN」「WM-3500R」、アイ・オー・データ機器製の「WMX-GWMR」、シンセイコーポレーション製の「URoad-Home」「URoad-8000」「URoad-9000」で利用できる。このほか、シャープ製のAndroidタブレット「GALAPAGOS EB-A71GJ-B」でも15.4Mbpsに高速化サービスを利用することができる。
なお同社は、高速化サービスの利用に対し、対応端末をソフトウェアを最新版にバージョンアップするようアナウンスしている。
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