JR東海は8日、新幹線京都駅構内で井戸水活用システムを導入したと発表した。「京都の豊富で上質な地下水を活かして、大規模災害時の水資源確保と上水道の節水につながる」としている。
井戸水活用システムは新幹線京都駅構内と飲食店、関連業務施設などを供給範囲とし、給水能力は1時間あたり2万5,000リットル。同システムを活用することで、震災などで上水道がストップした場合でも、井戸水による浄化水の確保が可能に。停電した場合も非常用発電機によって浄化水を確保できるという。新幹線京都駅エリアにて、11月28日より利用を開始している。