女優の青山倫子が主演する時代劇シリーズ『逃亡者おりん』の続編が2012年1月より放送スタートすることが7日、明らかになった。

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同作は、2006年から2007年にかけて連続ドラマとして放送され、スペシャル版が2008年9月に放送。殺し屋として育てられたおりんが闇の組織と戦いながら、人の心を取り戻していく物語が展開し、激しいアクション、青山が演じるおりんのクールなキャラクターとセクシーな衣装が話題になった。

深夜枠(放送日時は未定)での連続ドラマに先駆けて、2時間スペシャルも放送される。スペシャル版には青山のほか、宅麻伸、六平直政、あおい輝彦、榎木孝明らおなじみのメンバーが出演し、連ドラ版では新たに渡辺大がレギュラー出演する。

このほど、クランクインを迎えた青山は「今までのおりんは、無表情であることが多かったんですけど、やっと人間の心を取り戻して、生きることの捉え方が変わってきていて、一風変わった新たなおりんの表情を見せられると思います」と気合十分。「立ち回りも奇抜なものが多く、おりんがどう変わっていくか楽しみにしてほしいですね」とアピールしている。おりんと一緒に旅に出る謎の青年武士・望月誠之助を演じる渡辺は「戦うシーンはおりんにお任せしています(笑)。艶やかさやしなやかさが青山さんが演じるおりんの魅力。誠之助が希望を持ちながら生きていくおりんの手助けをできたら」と話した。

公儀から追われ、再び逃亡者となったおりん。新シリーズでも「手鎖 御免!(てぐさり ごめん!)」の名セリフは健在という

昨今は、テレビ時代劇が放送される機会が少なくなってきているが、青山は「時代劇は本当になくしてはいけないと思っています」とし、「時代劇には、日本人の古き良き心というか、今私たちが生きているルーツがしっかりあります。もっと増えてほしいし、今回も大事に演じてきたいです」と意気込んでいた。

『逃亡者おりん 最終章』(テレビ東京系)は2012年1月放送(2時間スペシャル)。その後、『逃亡者 おりん2』(全11話)がスタートする。