庵野秀明氏、貞本義行氏、樋口真嗣氏……といった「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズのスタッフが参加した、不朽の名作『ふしぎの海のナディア』がHDテレシネによるBlu-ray BOXとなって2011年11月23日に発売される。価格は50,400円。

『ふしぎの海のナディア』がB;u-ray BOXとなって登場

『ふしぎの海のナディア』Blu-ray BOXは、本編全39話と映像特典135分 (ナディアおまけ劇場その一~十 ほか)を全7枚のBlu-ray Discに収録。貞本義行氏描き下ろしによる豪華BOX仕様で、111Pのブックレットと74Pのイラスト集が封入される。なお、本作はオリジナル35ミリネガフィルムからのHDテレシネによるBlu-ray化となっているが、一部オリジナルネガが現存しない箇所についてはSDマスターからのアップコン対応となっている。

■『ふしぎの海のナディア』ストーリー概要
時は、1889年。花の都パリでは、万国博覧会が華やかに開催されていた。世界中の科学や文化の粋が集まったそのイベントに、人々は来たるべき20世紀、科学万能の時代の到来を予感し、夢見ていた……。そんな科学の進歩は地球を急激に狭くしつつあったが、まだまだ未知なるロマンと冒険があふれた時代でもあった。
そんな中、世界中の海で謎の巨大生物“海獣”が出没し人々を恐怖に陥れていた。その海獣によって父親が行方不明になってしまった発明好きの少年・ジャンは、万国博覧会の会場で謎の少女・ナディアに出会う。ナディアに一目ぼれしたジャンは、ひょんなことからナディアとともに冒険へと旅立つことに――。
彼らを待ちうける運命とはいったい?

なお、2011年12月21日には、鷺巣詩郎氏による『ふしぎの海のナディア』ワールドを彩る劇伴に加え、豪華キャスト陣によるキャラクターソングなど全285曲を完全収録した「コンプリート・サウンド・コレクション CD-BOX」が発売される。こちらは、93年に発売された「『ふしぎの海のナディア』コンプリート・サウンド・コレクション」に収録された楽曲をそのまま再収録。当時のブックレットはデータ化しDVD-ROMに完全収録されている。CD11枚組+DVD-ROMという構成で、価格は13,860円。

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