ロンドンブーツ1号2号の田村淳が30日、東京・台場のフジテレビで行われた、クイズ・バラエティー番組『YOU vs 7』の制作発表会見に出席した。

クイズ・バラエティー番組『YOU vs. 7』の制作発表会見に出席した田村淳 拡大画像を見る

『YOU vs 7』は、生放送のクイズバラエティー番組で、7月30日(土)の26:05~27:05に放送予定。司会は田村淳、クイズに挑戦するのは、ラサール石井、麻木久仁子ら6名と生放送前の1週間、毎日行われた予選クイズに挑戦した若手タレント約500人のうち、最も成績が優秀だった1名の合計7名。問題は、すべて放送日前の1週間に起こった出来事から出題される。番組企画は、フジテレビと吉本興業、米国のTV番組制作会社ノーショナルの3社が共同で制作。パイロット版『YOU vs. AMERICA』も、すでに撮影が行われ、米国で放送される予定だ。セットを共有することで、低コストで制作できるというメリットがあり、『YOU vs 7』も生放送終了後、米国やその他諸外国への海外セールス展開を予定している。

会見には、日本版『YOU vs. 7』MCの淳のほか、米国版のMC、テッド・アレン、フジテレビの神原孝プロデューサー、ノーショナルのチャチ・シニア氏、よしもとエンターテインメントUSAの頼廣彰伸社長が出席。神原プロデューサーは「日本版と海外版は、違う味付け。企画の段階から3社共同で番組を作ってきた。今後こういったことが増えて行くと思う」と話し、よしもと・頼廣は、「日本で放送し、アメリカや世界中にセールスしていく。海外では、どういう番組の需要があるのか、世界でうける番組づくりを目指したい」とそれぞれ今後の展望を語った。

左から、よしもとエンターテインメントUSAの頼廣彰伸社長、チャチ・シニア氏(ノーショナル)、テッド・アレン氏、田村淳、フジテレビの神原孝プロデューサー

米国版の収録を終えたテッド氏は、「すばらしく美しいセットでうれしい。新しいビジネスモデルに魅力を感じている」と、スタジオのセットを絶賛。一方、生放送の収録を控える淳は、「生放送はリアルに伝わるので、緊張感がありますね。クイズは、ニュースとかで入ってきた情報だけで答えられる。一週間の出来事が分かる内容になってます」と本番前の感想を語り、「この企画は日本だけじゃなくて、世界中に売り込む新しいビジネスですね。おれも世界で売れるかな? それに、フジテレビは韓流ばっかじゃないことをアピールできますね(笑)。アメリカもあるぞー!って」と笑いながら話すと、神原プロデューサーは「色々なものを楽しくやってるつもりなんですけどね。面白いことが出来れば、国は関係ないです」と強調していた。