映画『はやぶさ/HAYABUSA』の公開と小惑星探査機「はやぶさ」帰還1周年を記念したイベントが13日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、竹内結子、高嶋政宏、JAXAの的川泰宣名誉教授が出席した。

竹内結子(左)と高嶋政宏 拡大画像を見る

昨年の6月13日に7年もの宇宙探査を終えて帰還した小惑星探査機「はやぶさ」。奇跡の帰還から1年となるこの日は、10月1日公開の映画『はやぶさ/HAYABUSA』に出演する竹内結子と高嶋政宏、そして西田敏行扮する的場泰弘のモデルとなったJAXAの的川泰宣名誉教授が出席してトークショーを行った。

劇中で宇宙科学研究所(現JAXA)の広報兼『はやぶさ』運用スタッフとしてはやぶさの偉業の一端を担い、自らの生き方を見つめ直す水沢恵を演じた竹内は「専門用語を覚えるのが大変でしたよね。良く判らない用語をインターネットで調べたら、画面一杯に出て来て……。調べれば調べるほど果てしなく、宇宙って広いんだな~と思いました」と話した。一方の高嶋は、劇中で竹内扮する水沢の上司、坂上健一役を演じる。「竹内さんとのラスト間近のシーンでは、監督がいらっしゃって『今までの映画で受賞した時はピーンと来なかったが、今回は評価されたい』という監督の言葉に、並々ならぬ情熱を感じましたね」と振り返っていた。

日本の小惑星探査機『はやぶさ』の7年間にわたる挑戦と苦悩の日々を真実に基づいて描いた映画『はやぶさ/HAYABUSA』は、10月1日より全国公開。