静岡銀行は31日、取引先の中国ビジネスを支援するため、人民元建の送金(仕向、被仕向送金)および送金に必要となる人民元建て普通預金の取り扱いを開始した。

中国への送金は、中国人民銀行から人民元建貿易決済の認可を得た企業である「パイロット企業」向けの輸入決済および貿易関連取引(運賃等)の支払決済を目的とするもの。中国からの送金は、中国の特定の地域に所在する企業からの決済資金の受取り。ただし、資本取引(資本金〔増資資金〕、親子ローン元金の返済、立替金の決済など)は除く。

また、人民元建て普通預金は使途を(1)預け入れ(中国からの送金による入金)、(2)払い出し(円貨への交換または中国への送金のための出金)に限るとしている。預金利息は円貨の普通預金と同様。