アディダスはこのほど、イギリス・ロンドンで最新スパイク「アディパワー プレデター」を発表した。同スパイクは28日開催のUEFAチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝で、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)のナニ選手とファン・デル・サール選手、バルセロナ(スペイン)のシャビ選手も着用する予定だ。

ロンドンで行われた「アディパワー プレデター」のイベントに参加した(写真左から)ファン・ペルシー選手、カカ選手、ナニ選手

「アディパワー プレデター」を着用し、卓越したボールテクニックを披露したカカ選手

東ロンドンの「ザ・オールド・トゥルーマン醸造所」で行われたイベントには、ナニ選手やレアル・マドリード(スペイン)のカカ選手、アーセナル(イングランド)のファン・ペルシー選手ら世界的なプレーヤーが一堂に会した。

会場では、ボールタッチの正確性やボールコントロールを試すブースが設けられ、ファンの目の前で選手達が挑戦。ファンが驚くほどの正確なボールコントロールを披露したという。YouTubeの「adidas Football TV」内でも、イベントの模様が公開されている。

「プレデター」シリーズの11代目となる同スパイクは、フィット性や軽量性、機能性を一新し、現代のサッカーに求められる機能を搭載した革新的なスパイクに。ナニ選手も、「速く走ることだけでなく、素早い動きの中でのボールコントロールをも可能にしてくれる」とその軽量性を称えた。カカ選手も、「この『アディパワー プレデター』があれば、ボールコントロールの精度が高まり、ゲーム全体を支配できチームに勝利を呼び込むことができます」と語る。

ナニ選手は、マンUがリーグ優勝を決めた5月14日のゲームでも同スパイクを着用しており、「CLの決勝でも『アディパワー プレデター』を着用して、同じような素晴らしい結果を残したい」ともコメントしている。

日本人プレーヤーに適したフィット性と軽量性、機能性を追求した「アディパワー プレデター ジャパン」

同スパイクは6月以降、日本国内でも展開される予定で、8月にはシリーズ初となる日本人プレーヤー向けモデル「アディパワー プレデター ジャパン」も登場。日本人プレーヤーの足型を再現した「ジャパニーズマイクロフィットラスト」を採用するなど、日本人に適したフィット性を実現させている。

「アディパワー プレデター ジャパン」は1万8,900円で販売される。