2011年5月28日(土)の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 アニメーション原画集 上巻」の発売を記念し、東京・秋葉原の有隣堂 ヨドバシAKIBA店ならびに東京アニメセンターにて、原画集収録の原画展が開催される。

この原画展では、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 原画集」上巻収録のアニメーション原画(複製)が、2カ所で合計約30点程度展示される予定。また、アニメーション原画集「序」および「破」下巻の原画(複製)も展示される予定となっている。

展示される原画の一部

さらに会場では、EVANGELION STORE オリジナル商品の販売も行われるとのことなので、興味のある人はぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

<アニメーションの原画とは?>
「いわゆる、映像の持つ魅力の一つに『画』というものがある。それは、作り手のピュアなイメージを具象化し、映像として定着できるアニメーションにおいては特に顕著ではないかと思う。その『画』の設計図となるものが『絵コンテ』と呼ばれるものであり、アニメーションではそれを基に実際の画面の基となる『レイアウト原図』と『原画』が描かれる。これらに時間軸のガイドラインとなる『タイムシート』が揃うことにより、初めてアニメは形になることが出来る。現行のシステムでは、始めに『レイアウト・原画・タイムシート』ありきなのだ。それらを一手に担うのが、アニメーターと呼ばれる人々である。アニメーターは絵描きであり、役者であり、カメラマンでもある。勿論、映像は『画』に『時間軸』と『音』が加わったものが最終形態、つまり『作品』として成立するものだが、その彼らのピュアでプリミティブな手描き鉛筆による生の仕事も見て欲しいと思う。(後略)」

新世紀エヴァンゲリオン原画集第1巻の庵野秀明監督コメントより抜粋
<『「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 アニメーション原画集」原画展』開催概要>
開催期間 2011年5月17日夕刻より6月16日まで
会場 有隣堂 ヨドバシAKIBA店
(※コミック売り場近くの特設コーナーで展示)
東京アニメセンターオフィシャルョップ@AKIBA INFO.
(※2Fオフィシャルョップコーナー内で展示)
(C)khara