映画『八日目の蝉』の初日舞台あいさつが29日、東京・有楽町の丸の内ピカデリー1で行われ、井上真央、永作博美、小池栄子、森口瑶子、渡邊このみ、成島出監督が出席した。

映画『八日目の蝉』の初日舞台あいさつに立った井上真央 拡大画像を見る

直木賞作家の角田光代が手掛けた初の長編サスペンスである同名小説(中公文庫刊)を、成島出監督が映画化。主演の井上真央、永作博美ら豪華なキャスト陣を配し、心揺さぶるヒューマン・サスペンスに仕上げている。不倫相手の赤ん坊を誘拐した野々宮希和子(永作博美)と、その希和子から4年間愛情を注がれて育った秋山恵理菜=薫(井上真央 ※幼少期は渡邊このみ)の姿を衝撃的に描く。

映画のタイトルにちなみ、蝉の絵がついたワンピースを着用して登壇した井上は「本当に初日を迎えて嬉しいですね。悩み抜いた作品ですので、恵理菜と同じように違う景色を見られると信じて頑張って演じました。その先の光を体感していただければ嬉しいです」とあいさつ。さらに「恵理菜に共感することは難しかったですけど、演じていくうちに彼女のことを知って、愛せるようになりましたね」と振り返った。

左から森口瑶子、小池栄子、井上真央、永作博美、渡邊このみ、成島出監督

その井上扮する恵理菜に近づくルポライター、安藤千草役の小池栄子は「思い出せないぐらい難しかった役ですね(笑)。自分にはハードルが高過ぎました」と話すも、撮影で共にすることが多かった井上に「(井上が)いなかったらやり切れなかったですし、戦友ですね。井上さんがいてくれたから乗り切れました」と感謝の言葉。井上も「辛い時にそっと隣にいてくれた存在。本当にこの作品で(小池と)出会えて良かったです」と話していた。