外国人客受入支援コンサルティングサービスを展開するアシーマはこのほど、東北地方太平洋沖地震の外国人被災者を対象に、SkypeやMSNメッセンジャーの音声通話とチャット機能を利用した24時間ホットラインおよび通訳サービスの無償提供を開始した。

Webサイト「東北地方太平洋沖地震 外国人被災者向け 24時間ホットライン/通訳サービス」

同サービスでは、避難場所や食料配給場所、医療現場、安否情報といった最新情報を英語で紹介するほか、外国人が役所や避難所職員、被災地の人などと会話をする際の通訳も行う。対象言語は英語のみ。提供期間は未定で、当面は被災者から同サービスが必要ないと判断される時期まで提供予定だという。

利用方法は、まずSkypeまたはMSNメッセンジャーにログインし、Skypeの場合はSkype ID「acimacorporation」にコンタクト追加リクエストを送信、MSN Messengerの場合は「知り合いを追加」機能にて「acima@hotmail.co.jp」を追加すると、接続後に英語で質問や通訳の依頼ができる。

SkypeやMSN Messengerのアカウントを持っていない人のために、被災者ログイン用アカウントも用意した。SkypeはID「acima_guest」、パスワード「acima123」、MSN Messengerはメールドレス「acima_guest@hotmail.co.jp」、パスワード「acima123」。

なお、同社では同サービスの多言語対応運営に協力可能な通訳ボランティアを募集している。募集言語は英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、中国語、韓国語、広東語、ポルトガル語、ロシア語、インドネシア語、ヒンディー語、マレー語など。詳細は同社Webサイトまで。