"妻"に焦点を当てて、その姿を公表されているデータから読み解く「妻の正体～データ編」。今回は主婦が抱える"冷蔵庫問題"。他人に冷蔵庫の中を見せられない主婦はどれくらい? 冷蔵庫が整理されていないと起きやすい失敗は?
今回取り上げるのは、ダノンジャパンが行った「冷蔵庫に関する調査」と「食材の買い物に関する調査」。2月1日～2日、20～39歳の主婦500人を対象にインターネット上で実施した。
「冷蔵庫の中を他人に見られても大丈夫ですか」と聞いたところ、「冷蔵庫の中を見られたくない」と答えた主婦は4割(41%)に上った。理由の多くが「冷蔵庫の中の整理ができていないから」だった。特に見られたくない場所については「冷蔵室」が63%でトップ。さらに「野菜室」(14%)、「冷凍室」(14%)、「ドアポケット」(5%)と続いた。
ちなみに、昨年末の大掃除で冷蔵庫の中を掃除したという主婦は46%にとどまった。掃除をした人に「出てきたもの」を聞いたところ、「1年前にもらったお土産のチョコレート」「マーガリンの"ふた"だけ」「賞味期限切れのドレッシング」などの回答があったそうだ。
「食材の買い物で、よく失敗すること」でもっとも多かったのは、「必要のないものをつい買ってしまった(不要な買い物)」の56%。次が「冷蔵庫にあると思って買わなかった食材が、実は冷蔵庫になかった(勘違いによる買い忘れ)」で47%。
買い忘れの原因については「冷蔵庫の中を見る機会が少ないから」が36%、「冷蔵庫の中の整理ができていないから」が25%、「冷蔵庫の奥にある食材が見えないから」が21%となっている。冷蔵庫の中の整理ができていないために「買い忘れ」などの失敗をするケースもかなり多いようだ。ちなみに買い忘れする食材で多かったのは「卵」(36%)、「牛乳」(34%)、「マヨネーズ」(28%)だった。
