アカデミー賞発表直前の23日、『戦場にかける橋』のBDなど注目作2作が発売!

第83回アカデミー賞授賞式(2月28日)を目前に控え、今回のノミネート作はもちろん、かつての受賞作やノミネート作への関心も高まっているこの時期。ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントでは23日に、第30回受賞作『戦場にかける橋』のブルーレイディスク(BD)と第82回ノミネート作『終着駅 トルストイ最後の旅』DVDを発売する。

『戦場にかける橋』は1957年に公開された、ピエール・ブールの小説『クワイ河の橋』を原作としたイギリス映画。日本軍捕虜のイギリス軍兵士らと、捕虜らを強制的に泰緬鉄道建設に動員しようとする日本人大佐との対立と交流を描き、極限状態における人間の尊厳や名誉・誇り、戦争の悲惨さを表現している。

第30回アカデミー賞では、作品賞を含む主要7部門を受賞。さらに第15回ゴールデングローブ賞など世界中の様々な映画賞を受賞し、映画史上最高傑作の1つと名高い作品となっている。また、本作には50年代に国際的に活躍していた日本人俳優・早川雪洲が出演。日本では、早川が日本人男優として初めてアカデミー助演男優賞にノミネートされた作品としても知られている。

ブルーレイ化にあたっては、デジタル修正によって高画質・高音質を実現しているほか、特典映像として日本初収録となる映像4種類を加えた公開当時の貴重な映像を収録。さらに、36ページにおよぶ解説書等も付属。愛蔵版オリジナルアウターケース仕様の『戦場にかける橋 HDデジタル・リマスター版 ブルーレイ・コレクターズ・エディション』として発売される。価格は4,980円。

また、『終着駅 トルストイ最後の旅』は、文豪レフ・ニコラエヴィチ・トルストイの晩年を描いたジェイ・パリーニの同名伝記小説を原作とした、イギリス・ドイツ・ロシアの合作映画。2009年に公開された。82歳で家出し田舎の駅の片隅で謎の死を遂げたトルストイ。その最後の日々の、妻・ソフィアやトルストイを取り巻く様々な人々とのドラマを、彼の残した書簡や日記をもとに再現している。

名優ヘレン・ミレン、クリストファー・プラマーと、注目俳優ジェームズ・マカヴォイの共演でも話題を呼んだ本作は、第82回アカデミー賞主演男優賞、助演男優賞にノミネートされた。DVDでは、特典として、ミレンとプラマーによる音声解説や、NGシーン集、未公開シーン集、プラマーが語る映画史や予告編集を収録。3,990円で販売する。

映画史上に残る傑作『戦場にかける橋』と、没後約100年を経て見つめ直す文豪の死の真相『終着駅 トルストイ最後の旅』。同2作のリリースを期に、アカデミー賞で注目の高かった作品を振り返ってみては?

『戦場にかける橋　HDデジタル・リマスター版ブルーレイ・コレクターズ・エディション』関連画像:
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『終着駅 トルストイ最後の旅』関連画像:
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