マネックス証券は20日、『人民元建て中国国債』(既発債)を取扱うことにしたと発表した。

同社グループでは、2008年から中国における事業展開に取り組み、個人向けオンライン証券グループとしては初めてという北京駐在員事務所を開設。現地企業との合弁事業立上げ、現地の金融関連企業との連携、香港のオンライン証券グループであるBOOM証券グループの買収など、「堅実に実績を積んでいる」(同社)。そうした中、同社グループの国内の証券ビジネスにおいて、先進的な中国関連の投資商品の提供を模索してきた。

マネックス証券によると、人民元建て債券の主要なオフショア市場である香港においては、人民元建て債券市場の規制緩和が進み、市場規模は直近3年間で約3倍にまで拡大。2009年9月に続いて、2010年12月には、香港において二度目の人民元建て中国国債の発行が行われた。

80億人民元の発行額のうち、機関投資家向けの50億人民元分の入札に対し約10倍の応札、個人投資家向けの30億人民元分に対して約2.4倍となる申込みがあったといい、「投資家のニーズの高さがうかがえる」(マネックス証券)。このような動向に加え、人民元の強い先高感にも鑑み、マネックス証券は「人民元建て中国国債」(既発債)の取扱いを開始することにした。「日本国内において、一般の個人投資家を対象とした人民元建て中国国債の販売は初」(同社)という。

今回の販売に際して同社では、、公平性を期すため、マネックス証券Webサイトにおいて購入申込を受付け、その後、抽選による販売とするとしている。

購入申込期間は、2011年1月20日~1月24日午前9時まで。約定日は、2011年1月24日または25日の予定。